黄色い丸

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丸一年更新していなかった。


1年いろんなことがあってすでに51歳になってしまっているが、いつも書いてきた以上に脳が衰えているので、本期間の出来事をうっすらとしか認識できていない。

更新のきっかけは、単にMovable Type のアプリを見つけて試してみたかった、というだけなので、この日記の中身は「テスト」だけでも良かったわけなのだが。

今のところこのアプリはちょっとモタついて使いづらいな、と思っている。こういう評価は「テスト」だけでなくちゃんと考えながら修正しながら文章かかないとわからない部分だ、ってのがわかった。

というわけで簡単に一年を振り返ると、去年はNEWSが24時間テレビを担当したこともあり、録画しなくてはいけない番組が、変ラボを含めたくさんあって忙しい年だった。NEWSのライブもドームの着席ブロックがとれて、子ども2人と楽しんできた。いい思い出。

ただ、11月ごろから眼の調子が悪くなっている。子どもの頃から飛蚊症がきつかったのだが、それが急に左だけ濃いものが見えるようになった。行きつけの目医者で診てもらうと、
「網膜裂孔」
ということだった。剥離に進行しないように、左目にレーザーの手術を受けた。

それから定期的に目医者に通った。レーザーをうけたからといって飛蚊症が軽減するわけではないことはわかっていた。しかしその後、左目は飛蚊症だけではない症状が出る。光がさすと眩しい。血管のような変な柄が見える。周辺で何か光ったようなものが見える。などなど。それを相談し、定期的に検査をするが、剥離に進んでいるわけでも、出血しているわけでもないので経過観察するしかない。

そして最近になって、左目の視野の中心に、うっすらと黄色い丸が見えるようになった。医者に診てもらうと、視野の中心に当たる凹みの周りにちょっとしたギザギザのようなものができている、と写真を指して説明してくれた。去年の11月にはなかったものだった。

悪化すると見えるものが歪んでくることがある。との説明だった。結局、経過観察に、要素が1つ増えた。

飛蚊症はおそらく相当重度で常に視界にいろんなうねうねがあるわけだが、子どもの頃からで慣れているし、幸いど真ん中に濃いやつがいない。ただ、この黄色い丸は、薄いけど、実際の映像の色情報が間違った状態で目に写るので厄介なのだった。そして、それは常に中心にあり続ける。私はもう、真っ白かどうかを認識するのが難しくなってしまったんだなあ。おそらく今後もこういう汚れのようなものは増えるいっぽうなんだろうな。それが老化。

歳をとったらゆっくり時間を過ごす、というイメージの中に、読書と映画観賞をする自分がいた。でもやっぱりそれができるかどうかなんてわからないよ。見えているうちにみといたほうがいいのかもよ。

子どもの顔もね。