少し遡るが3月末、熱が上がったり下がったりを繰り返していた。多少の熱では平気な方なのだが、今回はなんだか少し違っていた。40度まで上がるなんて大人になったらそうそうあるものじゃない。検査では陰性だったが家族(中学生)が陽性だったのでインフルエンザかもとタミフルをもらって飲んでいたが、一旦下っても活動をするとまた午後からぐっと上がる。抗生物質をもらったり点滴を受けて下がってホッとしてもまた翌日上がる。
ついには寝ていても下がらなくなったので、大きめの病院で調べたら肺炎になっているとのこと。入院せず自宅で薬で治療ということで助かったが、2週間で体重も二キロ落ち、体力もがた落ち。
抗生物質を飲んでいるうちに熱も下がり咳も収まったのだが、4月の中旬に再度熱が出た。熱は下がったが、軽い咳が止まらない。実は昔から軽い咳が止まらなくなることというのはよくあったので、さほど気にせず、4月27日に病院で肺炎の件の最終検査(だと私は思っていた。)を受けた。
レントゲンを撮り、「すっかりきれいになってますよ」と医者に言われることをイメージして臨むと、医者が画像を見ながら言った言葉は、「反対の肺に別の影ができてます」というもの。
そして、血液検査とCT検査を受け、翌日の専門医の問診で、「器質化肺炎もしくは好酸球性肺炎の疑い」とのことだった。抗生物質が効かない肺炎らしく、ステロイド治療になった。
最初は薬のせいか胃腸の調子が悪いわ、食欲がないせいか疲れるわで散々だったが、そのうち解消し、薬服用生活もだいぶ慣れてきた。2週に一度検査に行き、様子を見ながら少しずつ薬を減らす。知らなかったのだがステロイドというのはいきなりやめるとリバウンドが来るということで、本当に少しずつ(半錠)ずつ減らされて行っている。
長期にわたり一つの薬を医者の指導でこんなふうに服用するのも初めてだが、血液検査で普段なんともない血糖値が上がっていたり、高コレステロールと出ても「薬の副作用ですね」と簡単にすまされるのがなんとも、「超こえー」。
考えてみると最近不思議と甘いものが全然食べたくなく、やたらすっぱいもの、しかもカゴメやデルモンテの野菜ジュースにポッカ100レモンを大量投入したものが飲みたくって仕方ない。こういう嗜好の変化も薬の副作用と考えてよいのだろうか。
コメント