放置していた。今回もかなり長い期間。
それには様々な理由があるのだが、言い訳レベルの理由の一つとして「サイトが重い」というものがあった。
表示ではなく、作成に利用している「Movable Type」の管理画面の重さだ。
表示が尋常でなく遅い、再構成にかかる時間も長い。
「なんとかしないとな」とは思いつつ、こういう優先順位の低い作業は当然後回しにする。
そしていろんな意味で楽なTwitterの更新のみになり、目新しいからインタビューズなんかも使ってみたりしていた。インタビューズは自動質問が一切飛んでこなくなり、お題がなくなった時点でそちらもストップ。
そんな重い腰を上げる気になったのは、私にとっての最重要課題であった、諸般の事情で6年越しになってしまったある提出物が、何の達成感もないまま片付いてしまったのがまずひとつのきっかけだった。
「虚無」。なんだったんだろうこれは。私は何がしたかったんだろう。
またいつかちゃんとそういう気持ちはまとめるとして、とにかく片付いたあとのやり場のない気持ちに支配され、曇った目をしてひたすら無表情ですごす(もしかすると通常営業かもしれないが)。ただ、時間はできた。
時間ができてもここのメンテナンスをする理由は全くないので手をつけていなかったけれど、一昨日、加藤シゲアキ先生の小説第二弾、「閃光スクランブル」を手に入れて読んだのでここのことを思い出したのだった。
(そういえば去年「ピンクとグレー」を読んで長文の感想書いて、もう一年たったのだなあ。おい、都度都度まとめるのは大事だよ、なんでまとめておかなかったんだよ、まとめておかないからギリギリにこんな目にあうんだよ、と数ヶ月前の私が過去の私を責めていたたっけかなあ。)
そして急にやる気になり、2004年に契約した時から使っていたXREAのs65サーバを見限ることにして、XREAの同契約で移動できるサーバ及びcoreserverの比較検討から始めることにした。試したところXREAの同契約で移動できる新しいサーバの方が同サブドメインで移行できたしまあまあ速度的に以前よりはストレス軽減したので、とりあえずこちらで運用してみることにする。
Movable Typeの5にバージョンアップした時に行き当たりばったりでやってしまったためテンプレートが文字化けしてしまい、それを直すのが面倒になり古いデザインを捨てた。以前のデザインというよりナビゲーションのカスタマイズのあたりどうやってたんだか思い出せないので、そのあたりはおいおい修正しようとは思っている。といっても倉庫みたいなサイトなので飛んでくる人は検索からダイジェストで来るだけなので、ナビゲーションなど必要ないのかもしれないけど。
まあ、なにはともあれ、曇った目に一筋の光、そして再始動かな。
加藤先生に感謝。
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