渋谷哲平で一番売れた曲は「標的」らしい。といっても、おそらく代表曲は「Deep」だろう。後の「Deep隊」で有名になったのかもしれないが、実際、当時一般の中学生として眺めていた私も、一番売れたのはDeepなんだろうと思っていた。
渋谷哲平がDeepをレッツゴーヤングのヤングヒットソングとして歌っていたころ、「なんかこれ凄いし面白い」と友人に「Deep」の話をしたのだと思う。その時、その友人は、「でもあれ、毎週見てて飽きた」と言った。
確かに、毎週、しかも3か月は飽きる。それを感じたのは「ワル!(泣くのはおよし)」の時だった。最初見た時はほーと思っても、毎週、コードでスカートをまくられると飽きる。何とは言わないが、自分の好きじゃない感じの歌だと、あー、またこの時間がやってきた、とさえも思ってしまう。
もしかすると、Deep、ヤングヒットソングが裏目に出て、「どうせ毎週聴かされるんだから、レコード買わないでおこう」と思った人が多かったんだろうか。
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