サンデーズ

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 蔵出し劇場 レッツゴーヤングに関するNHKのサイトの記述に、サンデーズについて、「こうして選ばれたメンバーたちは、厳しいダンスレッスンや歌唱指導などで鍛えられ、人気アイドルとしての階段を駆け上がっていった。」と書いてある。でも、それは私が当時抱いていた感じと違う。一般には、「サンデーズに入ったら売れない」とか、「B級アイドル製造工場」、とか言われていた気がする。既にある程度の人気があって目玉としてサンデーズに入った人を除けば、サンデーズをきっかけにトップアイドルになった人なんているんだろうか?
 理由は当時、NHK好みの人選と一般の感覚と違うのかも、程度に思っていた。それは外れてはいないんだろうけど、今回見て、サンデーズに求められていたものとアイドルに求められていた資質の違いなのかもと思った。サンデーズはあくまでチームワーク重視なので、突出した個性は必要とされないし、むしろ邪魔かもしれない。しかも週二日レッツゴーヤングのための練習をして、"あくまで団体芸"をするステージに臨んでいたとのことで、短期決戦が必要なデビュー後に下積みやらされてる感じだ。多分実力はつくだろうから長い目で見ればアイドルからの転職(舞台俳優とか)には効果はあったかもしれないけれど、多くはそれ以前に売れないからと失職してしまいそうな気がする。せめてヤングヒットソングでピックアップされてヒットへ、となればよかったんだろうけど、昨日も書いたように、あれ、逆効果だったんじゃないだろうか。
 当時、そのクオリティの低さから「このコーナーいらない」と思っていたサンデーズだけのステージだったけど、、「これ、いっぱい練習して披露してるんだなー」とかいろいろ考えると、そのもたついてる感じも含めて、もっと見たくなった。