山本ふみこ「台所で元気になる―したかったのは、「少し」の生活」を読んだ。図書館で借りた生活本二冊目。この著者の本は以前「食卓の力―「くり返し」を楽しむ暮らし」というのを借りたことがある。あの時は最初はふむふむ、と読んでいたが、途中から辛くなって流し読みを始めてしまった。今回も、最初は「おや、読めそう」と思っていたが、最後のほうは読めなくて同様に超速読になってしまった。
生活は楽しい、と思い込むためにこういう本を読みまくっているが、生活本一冊目として先日書いた平松洋子の本も、結局最後の方はついていけなくなり流してしまった。文章が弾んでいるというか盛り上がっていて、どうしていいのかわからなくなった。
「台所で元気になる―」も、特に後半は、著者の普通の生活のことが書かれている。いや、そういうことを読者は求めているのだろうし、そういう本だし。でもどういったらいいんだろう。「オチてない」とでもいうのか。私の求めるオチと違うってことなんだろうか。
私を家事好きに洗脳してくれる経典探しは続く。
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