日誌

　市内某所のリサイクルショップで、絵葉書が1枚21円で売っている。以前買った時は、海外で誰かが買い付けたと思われるかなり趣味の偏った絵画のものを、いろいろ買わせてもらった。
　先日久しぶりにそこへ行ってみると、その、「ちょっと気持ち悪い絵画」シリーズもあることはあったが、「昔の観光絵葉書」が更に充実していた。今までそんなに気に留めたこともなかったけれど、観光絵葉書ってのは時代を映すものなのだな。いつのハガキかは不明だけれど、切手を貼る個所に、「20円」とか「7円」とか書いてあるのを見ると、やはり相当昔のものも混ざっているようだ。古い観光写真には、絵画の絵葉書にはない何とも言えない味がある。どれもこれも欲しくなってしまう。
　でも、古さはともかく、全体的に何かヘンな感じの葉書が多い。もしかするとあの「気持ち悪い絵画」シリーズと同じ人が買い付けたのだろうか。