日誌

　最近、文具店へ行くと補助軸を物色する。小学二年生の娘に使わせるためのもの。過去買ったサンスターのグリップつきの補助軸はいつの間にか肝心なグリップが外されていたので理由を聞くと、筆入れが閉まりづらくなるから嫌とのことだった。また100円ショップで買った補助軸は後ろの消しゴムがすっかり単独で使われて、無残な感じになっていた。それはともかくその100円ショップ物は鉛筆が「潜っていってしまう」のであまり使い心地がよくないと、私も思った。
　少しは気に入って使ってもらうため、デザインが少しでも女児受けしそうなものを探しているうち、メタルカラーの補助軸を見つけた。クツワ製。早速開封して鉛筆を挿して締めて、もういちど緩めようとしたら接合部分からとれてしまった。2本入りのうちの片方がそのようなことになった。たまたま開封したてでパッケージにサービスセンターの住所が書いてあったので返品した。その1本だけ。2本入りで300円台で買ったものだから別に大損したとも思っていなかったけれど、簡単に壊れたことだけでも伝えたかった。でも電話をかけたくなかった、そんな心理。郵送代120円かかったけど、送ったことで満足していた。
　そして2日後。あっという間に同じものを郵送してくれた。丁寧な手紙と、郵送分の切手が入っていた。1本しか送り返さなかったが2本入りの製品が送られてきたことに逆に恐縮してしまった。
　製品としては、この補助軸、前の二つに比べてぐらつかない。良く見ると、先の方の割れている部分の数が他のは3つだけどこれは4つなのだった。そのせいだろうか？
　もし、サービスセンタが無視したら二度と買わなかっただろうけど、多分、今度買うとしたらまたクツワにします。