豚肉好き

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 この前何週か遅れている「タモリ倶楽部」を見たのだけれども、豚肉好きの高橋克実が「新潟県民は牛を食べません。新潟には牛がいないんです」と断言していた。
 それを見て思い出したが、私の実家のすき焼きは豚肉中心だった。ごくたまに赤い肉(牛肉)も入っていた。私は当時全く食に関心がなかったので、豚肉と牛肉を区別しておらず、「硬い肉と赤い肉」と思っていた。さすがに鶏肉は区別していたんだけど。たぶん、家の食卓に牛肉がほとんど登場しなかったんだろうと思う。それは「うちが貧乏だったから」だと、東京に出てきてから思ったのだけれど、そういう食文化の土地柄だったんだろうか?親にもすき焼きの件は一度聞いたことがあるのだが、親と妹は、「でも、すき焼きは豚の方が好き」といっていた。
 ところで、親からよく高橋克実情報をもらう。彼は子供の頃は神明町にいたとか、裏小だとか、パルムができて引っ越したとか、だれそれさんの親せきだとか。どこまで真実なのかはわからないけれど、少なくとも私がイメージしていたこれとは違うようだ。じゃあ、野島書店と石川書店をはしごしたり、エコーでレコードを買っていたり、昭栄通りのあのあたりでイタリアン食べてたんだろうか。よく知らないが。